オプショナルツアー予約サイトの「KKday」は30日、日本の官民ファンド、海外需要開拓支援機構（クールジャパン機構）から1,000万米ドルの資金を調達したと発表した。31日付工商時報などが報じた。
KKdayの陳明明執行長（ＣＥＯ、左）とクールジャパン機構の北川直樹代表取締役社長ＣＥＯ（右）。北川ＣＥＯは、日本政府の2020年訪日客4,000万人の目標達成に貢献したいと述べた（KKdayリリースより）
KKdayは、主に日本でのリソース強化に投資すると説明した。クールジャパン機構との提携を機に、より深く日本の魅力を体験できる商品やサービスの提供、高品質なオリジナルコースの造成など、日本での現地オプショナルツアーを強化する。KKdayによると、訪日旅行者の過去３年間のサービス利用者数（延べ人数）は少なくとも６倍に増加した。
KKdayは昨年、旅行大手のエイチ・アイ・エス（ＨＩＳ）、対話アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」系のベンチャーキャピタルファンド「ライン・ベンチャーズ・グローバル」からも出資を受けている。
