ニュース 運輸 作成日:2019年9月2日_記事番号:T00085542
台北都市交通システム(MRT)で悠遊カード(イージーカード)などで支払った場合の運賃2割引き制度の廃止が検討されている。MRT運営会社の台北大衆捷運(TRTC)は割引を廃止するか15%引きに変更することを提案し、台北市政府が検討している段階だ。31日付聯合報が報じた。
柯文哲台北市長(中)は31日、ICカード乗車券への割引と、長年の運賃据え置きの二つの問題があると語った(31日=中央社)
台北市政府は、廃止または割引率の見直し、回数制限を検討しているが、路線バスとの乗り継ぎ割引や、月額1,280台湾元(約4,300円)の乗り放題定期券は現行制度を維持する方針だ。別の優遇プランを追加する可能性もある。
ICカード乗車券による乗車2割引きは2002年に始まった。TRTCの統計によると、本業の運賃収入は年間6億元近い赤字が続いており、店舗物件の賃料や広告収入で最終黒字にしている状況だ。一方、運賃は1996年の開業以来据え置きで、初乗り運賃は20元。
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