ニュース 電子 作成日:2019年9月3日_記事番号:T00085551
プリント基板(PCB)の業界団体、台湾電路板協会(TPCA)の統計によると、上半期の台湾系メーカーによる台湾と中国でのPCB生産額は2,882億台湾元(約9,750億円)で、前年同期比1.4%増だった。小幅増加ながらも上半期の過去最高を更新した。3日付工商時報が報じた。
TPCAは、米中貿易戦争の悪化を懸念した川下メーカーが調達を前倒ししたことにより、パソコン出荷増加で従来型リジッド基板の需要が増えた他、リジッドフレキシブル基板(RFPCB)が47.1%増など高い成長率を記録したと説明した。一方、スマートフォンや自動車市場の低迷が続いており、FPC基板は5.6%減、高密度基板(HDI)は2%減、IC基板は0.2%減だった。
今年通年のPCB生産額は6,528億元で前年比2.1%増と予測した。今年はPCB産業にとって、第5世代移動通信(5G)対応スマホへの買い替えに向けた準備期間となりそうだ。
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