ニュース 電子 作成日:2019年9月3日_記事番号:T00085554
中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が、スマートフォンの新旗艦機種「Mate 30」を今月19日にドイツのミュンヘンで発表すると明らかにした。同製品は米国が同社に対する事実上の禁輸措置を発動して以降、初めて発表する旗艦機種となり、ファウンドリーの台湾積体電路製造(TSMC)、光学レンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)、IC設計の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)など台湾のサプライヤーの業績への貢献が予想される。3日付経済日報が報じた。
観測によると、今回発表されるのはMate 30と第5世代移動通信(5G)対応の「Mate 30 Pro」の2モデル。傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)が開発したチップセット「麒麟(Kirin)990」が初めて搭載される製品となる。
市場調査会社、ガートナーの統計によると、ファーウェイは今年第2四半期、米国による禁輸措置を受けながらも、世界スマホ市場でシェア15.8%と2位を維持。Mate 30の発表は現行機種「Mate 20」の昨年10月中旬より前倒しされており、禁輸措置の影響を恐れない強気の姿勢をうかがわせる。
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