ニュース 建設 作成日:2019年9月3日_記事番号:T00085562
高雄市政府は2日、高雄多功能経貿園区(高雄多機能経済貿易園区)第3種特定経貿核心専用区(特貿3)の民間資本主導による都市再開発事業に向けた企業誘致説明会を台北市で開いた。権利金の最低制限価格は96億台湾元(約325億円)で、投資規模265億元以上を見込む。今回の再募集では同市が募集条件の一部を緩和したことで、誘致作業を開始して半月で内外6陣営が入札要項を受け取ったという。3日付工商時報が伝えた。
説明会には大和ハウス工業、台湾の大手生命保険会社、皇翔建設などのデベロッパーなど21社から40人以上が出席した。
特貿3は、高雄市の海岸部に位置する再開発区域「亜洲新湾区(アジア・ニューベイエリア)」にあり、住宅地、商業用地としての開発が可能だ。面積は南北2区画合計で1万6,062坪で、北区画が9,387坪、南区画が6,675坪。市政府は高級ホテル、ショッピングモール、会議展示施設、住宅、オフィスビルなどの建設を想定している。
高雄市は今回の企業誘致に際し、南区画については投資者に土地所有権の取得を容認。北区画については、地上権の期間を当初予定の50年間から70年間に延長した。
説明会は高雄市でも4日に開く。市政府は12月10日に入札書類の提出を締め切り、11日に落札業者を決定。2020年2月に正式契約を結ぶ予定だ。
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