ニュース 建設 作成日:2019年9月3日_記事番号:T00085563
6直轄市のうち台中市を除く5市の市政府地政局が発表した8月の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記件数)は計1万4,059件で前月比23.6%減、前年同月比2.9%増だった。3日付工商時報が報じた。
大幅減少は、住宅など大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月1~29日)に当たったことの他に、▽中南部の連日の大雨▽夏休みの家族旅行──などが要因となった。
各市の8月建物売買移転件数は▽台北市、2,119件(前月比26.3%減)▽新北市、4,665件(22.1%減)▽桃園市、3,254件(19.7%減)▽台南市、1,609件(28.6%減)▽高雄市、2,412件(25.6%減)──と軒並み2桁減少だった。高雄市は前年同月比7.8%減と、唯一の前年割れだった。
1~8月の建物売買移転件数は計12万2,654件で前年同期比7.3%増だった。特に高雄市は2万5,338件で15.6%増と最も伸びが大きかった。
永慶房屋集団の謝志傑業管部経理は、昨年よりも取引が活発だが、台北市と新北市は買い手と売り手の希望価格の開きが大きく、伸びが小さいと説明した。
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