液晶パネル用バックライトモジュール（ＢＬＭ）大手、中強光電（コアトロニック）は３日、微小電子機械システム（ＭＥＭＳ）技術の研究開発（Ｒ＆Ｄ）などを手掛ける100％子会社、中光電智能感測（コアトロニックＭＥＭＳ）を新設するとともに、今月初めにグローバルＭＥＭＳ（GMEMS）からのＭＥＭＳ関連事業と資産の買収手続きが完了し、同分野への参入を果たしたと発表した。４日付工商時報が伝えた。
コアトロニックによると、中光電智能感測はＭＥＭＳセンサーのソリューション提供者として、ＭＥＭＳ部品、モジュールの製造、販売を手掛ける。
一方、2013年創業のGMEMS社はＭＥＭＳのＩＣ設計を手掛けており、▽振動／圧力センサー▽ＭＥＭＳマイクロホン▽気圧センサー▽超音波センサー──などの分野に注力。十全なＭＥＭＳ生産チェーンを構築して、モジュール製品やソリューションの提供を行っている。従業員数は現在21人。
