ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年9月4日_記事番号:T00085579
台湾中油(中油、CPC)の3日発表によると、同社のガソリンスタンド(GS)194カ所に設置する電動バイクのバッテリー交換ステーションの入札で、光陽工業(KYMCO、キムコ)が146カ所を落札した。電動バイク最大手の睿能創意(Gogoro台湾)は48カ所にとどまった。4日付工商時報などが報じた。
CPCによると、Gogoroが利用してきた北部のバッテリー交換ステーション52カ所が契約満了に伴い入札対象に含まれ、このうちの38カ所がKYMCOに切り替わることとなった。KYMCOは10月以降に同社の電動バイクソリューション「Ionex(アイオネックス)」のバッテリー交換ステーションを設置する。
CPCが昨年設置した144カ所のバッテリー交換ステーションは、Gogoroがバッテリー交換方式の唯一の業者だったため、全て契約を結んだ。しかし、今年はKYMCOも同方式に参入したことから、公平な競争を目的に入札が導入された。CPCは来年、約600カ所の入札を実施し、計1,000カ所まで設置を拡大する目標で、電動バイク業者の消長に影響を与えそうだ。
なお、電動バイクの8月新車登録台数は1万2,600台で、ガソリンバイクを含めたバイク市場全体で過去最高の18.8%のシェアを占めた。Gogoroは前年同月比89.2%増の1万974台、シェア16.4%だった。
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