ニュース 医薬 作成日:2019年9月4日_記事番号:T00085583
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)傘下で、エックス線撮影用フラットパネルディテクター(FPD)など医療器材を手掛ける睿生光電(イノケア・オプトエレクトロニクス)が3日、業務開始の記念式典を行った。同社が開発したFPDは既に海外市場で販売されており、今月2日には米食品医薬品局(FDA)の認可も取得した。4日付経済日報が報じた。
式典に参加した楊柱祥董事長(左3)は、15年に及ぶ研究開発(R&D)の結果、中国や日本、米国などの医療設備メーカーの戦略パートナーになることができたと成果を語った(3日=中央社)
イノケアはイノラックスの南部科学工業園区(南科)第2工場エリア内に2億台湾元(約6億7,500万円)を投じて拠点を構えている。楊柱祥同社董事長(イノラックス総経理)は、睿生光電のFPDは10×12、14×17、17×17インチと業界における主流サイズを抑えており、技術力の高さから世界最大手の地位を狙えると語った。
イノケアの李志聖総経理は、同社はイノラックスのパネル生産における強みを生かして、ワンストップで設計・製造サービスを提供し、工業用を含むさまざまなエックス線応用分野に最新技術を導入していくと強調した。
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