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銀行業界の7月利益、7.6%減


ニュース 金融 作成日:2019年9月4日_記事番号:T00085589

銀行業界の7月利益、7.6%減

 金融監督管理委員会(金管会)の3日発表によると、台湾資本の銀行の7月税引き前利益は合計332億台湾元(約1,100億円)で、前年同月比7.6%減だった。昨年9月(3.1%減)以来の前年割れだった。金管会銀行局は、前年同期の数値が高かった他、国際情勢の変動が大きく、投資利益が減少したためと説明した。4日付経済日報が報じた。

 7月税引き前利益の内訳は、▽台湾の本支店、206億3,000万元(前年同月比19.3%減)▽オフショア銀行部門(OBU)、83億4,000万元(9.5%増)▽海外の支店、38億元(19.9%増)▽中国の支店、4億3,000万元(前年同月は4億2,000万元の赤字)──だった。

 7月末時点の融資残高は29兆3,330億元と、前月末比1,502億元増加した。延滞債権は698億元で19億元増加した。延滞債権比率は0.24%で0.01ポイント上昇した。