ニュース 運輸 作成日:2019年9月4日_記事番号:T00085592
林佳龍交通部長は3日、タクシーの運賃を利用前にアプリで事前に提示する仕組みを認めることなどを盛り込んだ「汽車(自動車)運輸業管理規則」の改正案を決定した。早ければ9月末に施行する。4日付聯合報が伝えた。
蔡英文総統(右)は2日、台北市で展示されている多様化タクシーに試乗した(2日=中央社)
交通部は3年前からタクシーの運営形態の多様化に努めてきたが、業界の反応はいま一つだ。今回の改正はそうした状況の打開を目指すものだ。
交通部はまず、タクシー運賃を利用前の段階で正確に提示することを認める。運転手にとっては、ラッシュアワーや悪天候時に提示運賃を引き上げることができるようになる。
これまでも配車アプリのウーバーでタクシーを利用する場合、利用前に概算運賃を知ることができた。しかし、現在の制度下では想定される運賃範囲を提示するにとどまり、正確な料金はメーターが基準となっていた。規則改正後は運賃を事前提示する場合、メーターを設置しなくてもよい。
また、一部地域でタクシーが供給過剰となっていることを受け、タクシー免許を自治体間で移転できるようにする。
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