ニュース 政治 作成日:2019年9月4日_記事番号:T00085594
香港で「逃亡犯条例」改正への抗議活動が続く中、2014年に起きた民主化運動「雨傘革命」で学生リーダーを務めた1人、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(22)が3日来台し、台中市内で演説を行った。黄氏は、中国が建国70周年を迎える10月1日の数日前の今月28日か29日に、台湾で香港市民を支援するためのデモ行進を実施してほしいと呼び掛けた。4日付蘋果日報が報じた。
黄氏(左2)は、「今日の香港は明日の台湾」だが、香港も台湾のように選挙で将来を決められる「今日の台湾は明日の香港」を望んでいると語った(3日=中央社)
黄氏は光合教育基金会の招きで来台し、民進党と第3野党の時代力量を訪問した。
黄氏は「香港では一国二制度が崩壊し、北京からの圧力に直面している。台湾と香港は運命共同体であり、香港を応援してほしい」と訴えた。
なお総統選挙の国民党公認候補、韓国瑜高雄市長が今年3月の香港訪問時に中央人民政府聯絡弁公室(中聯弁)を訪問し、一国二制度への黙認と批判されたことについて、黄氏は蘋果日報のインタビューに対し「香港を理解するために香港の政府関係者と交流することは問題ないが、中聯弁では決して香港の実態を理解することができない」と皮肉った。
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