ニュース 電子 作成日:2019年9月5日_記事番号:T00085606
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の拓墣産業研究院(TRI)のファウンドリー業界予測によると、台湾積体電路製造(TSMC)は第3四半期売上高が91億5,200万米ドル(市場シェア50.5%)で前期比18%増、前年同期比7.07%増の見通しだ。5日付自由時報などが報じた。
TRIによると、TSMCは7ナノメートル製造プロセス製品の生産ラインが▽アップル▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)▽クアルコム▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)──など向けでフル稼働だ。
サムスン電子はファウンドリー事業の第3四半期売上高が33億5,200万米ドルで前年同期比3.34%増、市場シェア18.5%の予測だ。サムスンは自社の第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン向けチップの他、クアルコムの5Gモデムチップ「スナップドラゴンX50」を10ナノプロセスで量産している。
米中貿易戦争で、スマホやノートパソコンなどの需要見通しが不透明な中、3~10位は軒並み減収の見通しだ。台湾メーカーは、▽4位・聯華電子(UMC)、12億900万米ドル(前年同期比6.49%減、シェア6.7%)▽8位・世界先進積体電路(VIS)、2億2,900万米ドル(10.07%減、シェア1.3%)▽9位・力晶積成電子製造(パワーチップ・セミコンダクター・マニュファクチャリング、PSMC)、2億2,700万米ドル(33.41%減、シェア1.3%)──の予測だ。
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