宏碁（エイサー）の陳俊聖（ジェイソン・チェン）董事長は４日、クリエーターやグラフィックデザイナー向けのサブブランド「コンセプトＤ」シリーズ、およびゲーミング（ゲーム用）パソコンが今後の成長をけん引すると語った。５日付工商時報が報じた。
「コンセプトＤ９プロ」は、チームで相談しやすいよう、ディスプレイを反転できる（同社リリースより）
エイサーは４日、独ベルリンで６～11日に開催される国際コンシューマー・エレクトロニクス展「IFA2019」に先行して記者会見を行った。コンセプトＤシリーズは、エヌビディアのＧＰＵ（グラフィックスプロセッサー）「Quadro（クアドロ）」を搭載したノートＰＣ「コンセプトＤプロ」など、ゲーム用は▽ゲームユーザー向けソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）プラットフォーム「プラネット９」▽マッサージ機能が搭載されたゲーミングチェア「Predator Thronos Air」──などを発表した。「Predator Thronos Air」は年内にも台湾などで発売する。
