ニュース 食品 作成日:2019年9月5日_記事番号:T00085616
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント・エンタープライゼズ)は、ベトナム即席麺市場で、高価格のカップ麺による差別化を打ち出すことで将来の収益拡大を狙っている。5日付蘋果日報が報じた。
統一ベトナムの陳易伸総経理によると、ベトナムの昨年の即席麺消費量は52億袋で、中国、インドネシア、インド、日本に次ぐ世界5位だ。ただ、依然約3台湾元(約10円)の商品が9割を占める低価格市場のため、同社は地場メーカーとの価格競争は無益と判断。将来、消費市場が変化して高価格製品の販売が拡大することを期待している。
統一は現地の生産ライン3本で年間1,200万箱を生産している。ただし全体の45%を他企業向けの受託生産に割いており、自社製品向けは55%で市場シェアは高くない。販売は地場飲料大手、チベコに委託している。
統一ベトナムの昨年売上高は121億元、純利益は9億4,500万元。水産飼料が市場首位で、売上高全体の85%を占めている。
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