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トヨタGRスープラ発表、購入希望者1千人突破


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年9月5日_記事番号:T00085617

トヨタGRスープラ発表、購入希望者1千人突破

 トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車は4日、トヨタのスポーツカー、スープラの第5世代に当たる新型車「トヨタGRスープラ」を発表した。価格は203万~248万台湾元(約690万~845万円)。既に7月に30台限定でオンライン予約を開始しているが、購入希望者は1,000人を超えた。5日付工商時報が報じた。

/date/2019/09/05/03supra_2.jpg台中の麗宝国際賽車場(リーパオ・レーシング・パーク)での発表で、スープラの持つパワー性能を見せつけた(和泰汽車リリースより)

 台湾においてスープラは、そのパワーの強さから「牛魔王」の愛称で呼ばれ、高い人気を誇る。和泰汽車の蘇純興総経理によると、新スープラの第1弾の30台については既に購入者が決定しており、さらに300人以上が強い購入意欲を示している。しかし、生産能力の関係で、来年以降も台湾市場への割り当ては年間最大40台にとどまるため、希望者全員が入手できるまでには10年近い期間を要することになる。

 和泰汽車は従来、トヨタ車の販売戦略として「規模の経済」を重視しており、年間販売台数1,000台が見込めない車種は導入してこなかった。しかし、シェア拡大が頭打ちとなる中、ここ数年は方針を転換し、ピックアップトラック「ハイラックス」といったニッチ市場向け車種を試験的に導入している。