ニュース 建設 作成日:2019年9月5日_記事番号:T00085618
内政部の不動産実勢価格登録によると、台北市信義計画区のA級(高級)オフィスビルの国泰置地広場で7月、35階の面積176坪の物件が月額80万5,000台湾元(約274万円)で賃貸された。1坪当たり賃料は4,568元で、台北101を上回り、台北南山広場に次ぐ、同地区のオフィス物件として過去2番目に高い賃貸契約となった。5日付経済日報が報じた。
過去最高だったのは、昨年12月に契約された台北南山広場の393坪の物件で、1坪当たり賃料は4,672元。不動産コンサルティング会社、瑞普国際物業(リプロ・ナイトフランク)市場研究・顧問部の黄舒衛総監によると、シェアオフィスサービス大手2社のウィーワークとジャストコーが最近1年で計4,000~5,000坪を賃貸した結果、物件の供給不足がさらに深刻化した。信義計画区のA級オフィスは今年第2四半期に空室率が過去最低の3.08%となり、貸し手市場の傾向がますます強まっている。
現在、台北南山広場、国泰置地広場、台北101の1坪当たり賃貸料は4,000元以上に達し、A級オフィス市場全体の水準を引き上げている。
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