ニュース その他分野 作成日:2008年7月3日_記事番号:T00008562
事実と異なる、または実際よりも優良であると消費者に誤認させる虚偽・誇大広告による行政処分の件数とその罰金総額が、この4年増加傾向にあることが行政院公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)の統計で明らかになった。2日付経済日報が報じた。
公平会の統計によると、2004年の虚偽・誇大広告による処分件数は52件(59社)だったが、07年には89件(112社)まで増加した。罰金総額は、04年が880万台湾元だったが、07年には9,673万元(約3億4,000万円)と、3年間で10倍以上になった。公平会は「調査の結果、消費者が広告を非常に信じていることが分かった」とコメントしている。なお、虚偽・誇大広告は05年に法改正で罰金額が引き上げられている。
財団法人消費者文教基金会(消基会)の程仁宏董事長は、「件数や罰金額の増加は、公平会の調査が厳しくなったようにみえるが、実際は虚偽・誇大広告が増加している、つまりは企業が処分を恐れていないせいだ」と指摘。公平会は調査をさらに厳しくし、処分を重くするべきだと語った。
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