台北晶華酒店（リージェント台北）地下の国際ブランドのショッピングモール、麗晶精品（リージェント・ギャラリア）は４日、年間100万台湾元（約340万円）以上を購入するＶＩＰ客1,000人以上を対象に、毎年恒例の販売イベント「麗晶之夜」を開催した。売上高は１億2,000万～１億5,000万元とみられ、前年に比べ50％以上増加したようだ。５日付工商時報が報じた。
麗晶精品の売上高は、2017年が5,500万元、昨年が8,800万元だった。今年の麗晶之夜イベントは、米国映画『プリティ・ウーマン』をテーマとし、店内には映画の舞台となったビバリーヒルズのホテル風セットが組まれ、世界的に活躍する台湾出身のシェフ、李信男（ノブ・リー）氏によるフランス料理が提供された。
晶華国際酒店（フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ、ＦＩＨ）の潘思亮董事長は、米中貿易戦争でサプライチェーンに変動が起きる中、古くからの顧客が子供を連れて台湾に戻ってきており、１～８月は２桁成長だったと明かした。
