ニュース 電子 作成日:2019年9月6日_記事番号:T00085630
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音(マーク・リュウ)董事長は5日、米中貿易戦争が継続する見通しとなったことで、来年の半導体景気は予測を下回るとの見方を示した。一方、TSMC自身については、技術的優位と第5世代移動通信(5G)関連の強い需要に支えられ、来年も楽観できると述べた。6日付経済日報が報じた。
同社は来年も拡大する5G需要に対応するため、大規模な人員募集や生産拡大を継続し、設備投資も増額する方針だ。劉董事長は、同社の下半期の受注状況は予測通りで、同業に先行する7ナノメートル製造プロセスはフル稼働、下半期の成長を支えると語った。
TSMCはこれまで、第3四半期は7ナノ製品の受注が好調で、連結売上高は前期比18%増と予測していた。証券会社は、8~9月は顧客の調達が増加し、単月売上高が1,000億台湾元(約3,400億円)の水準に迫るとみている。
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