ニュース 機械 作成日:2019年9月6日_記事番号:T00085637
コンプレッサー最大手の瑞智精密(リッチ・プレシジョン)は、桃園市の観音工場に新設した年産能力200万台のコンプレッサー生産ラインの稼働式典を18日に開催する。同社の中台のコンプレッサー年産能力は2,400万~2,600万台に拡大する。6日付工商時報が報じた。
瑞智精密の幹部は、米中貿易戦争の影響で昨年から米国に輸出する中国産のコンプレッサーに25%の追加関税が課せられ、米国の顧客と関税コストを分担していたが、長期的な見地から観音工場での生産ライン新設を決め、今年6月に少量生産を開始したと説明した。投資額は2億5,000万台湾元(約8億6,000万円)。
瑞智精密は上半期のコンプレッサー出荷台数、連結売上高、純利益がいずれも前年同期を下回った。今年初めに予定していた米国向けの出荷が米中貿易戦争の影響で昨年第4四半期に前倒しされたこと、中国の多くの地域で気温が例年ほど上昇せず、エアコンの販売が予想を下回ったことが原因だ。1~7月の中台でのコンプレッサー出荷台数は1,119万3,500台で前年同期比5.88%減少した。
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