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新光三越と遠東百貨、上半期8%成長


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月3日_記事番号:T00008567

新光三越と遠東百貨、上半期8%成長

 
 ガソリン・電力料金の値上げや、株式市場の暴落など小売業界に逆風が吹く中、百貨店大手2社の新光三越と遠東百貨は、今年上半期の売上成長率が前年同期比で約8%となった。3日付蘋果日報が報じた。
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 新光三越の上半期売上高は285億3,000万台湾元(約995億円)。衣蝶百貨(イデー)の4店舗を買収した結果、6月の売上高は前月比0.9%増、前年同月比10%増の46億5,000万元となった。同社の通年の売上目標は、前年比10%増の670億元だ。下半期はスーパーマーケットでの「米国ウイーク」「日本ウイーク」の開催や台湾農産品の販売強化で顧客にアピールし、中国人観光客の土産物需要も掘り起こしていく。

 一方、遠東百貨店の上半期売上高は101億1,000万元。6月の売上高は、前月に特別セールを行った影響で前月比16%減の14億1,000万元となった。同社の通年の目標売上高は前年比6.7%増の219億元。 

 上半期は単独店舗で営業している百貨店が不振で、台北市天母の大葉高島屋百貨が前年同月比1%、台北市大直の美麗華百楽園(ミラマー・エンタテインメント・パーク)も2~3%の伸びにとどまった。