ニュース 電子 作成日:2019年9月10日_記事番号:T00085679
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が9日発表した8月連結売上高は131億8,400万台湾元(約454億円)で、前月比4%減、前年同月比0.02%増だった。証券会社は、ウエハー出荷枚数が小幅減少したと指摘。9月は出荷が回復し、前月比増収になると予想した。10日付工商時報が報じた。
UMCは、第3四半期のウエハー出荷枚数は前期比2~4%増、平均出荷価格は1%上昇し、設備稼働率は87~89%になると予想した。
台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)が同日発表した8月連結売上高は22億9,400万元で、前月比8%減、前年同月比12.3%減だった。顧客の在庫調整が響いた。
VISは、第3四半期連結売上高は前期比0~5.5%増の69億~73億元になると予想した。
証券会社は、VISは下半期に電源管理IC(PMIC)チップと小型パネル用ドライバICの受注が増えたが、中大型パネル用ドライバICは在庫消化が完了していないため、需要期の第3四半期も前年同期より不調と指摘。同社の設備稼働率は現在80~85%で、第4四半期も横ばいで推移すると予想した。
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