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AUOが総経理異動、ADRは上場廃止へ


ニュース 電子 作成日:2019年9月10日_記事番号:T00085681

AUOが総経理異動、ADRは上場廃止へ

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)は9日、蔡国新総経理がグループ企業、達運精密工業(ダーウィン・プレシジョンズ)の執行長兼総経理に異動し、後任の総経理に元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)の柯富仁董事長が就任する人事を発表した。10日付蘋果日報が伝えた。

 柯氏は2000年にAUOに入社し、テレビ事業群副総経理、策略規画総処副総経理など要職を歴任、13年にEIH董事長に就任した。今回の人事はAUOへの復帰となる。EIHの後任董事長は、同社の李政昊総経理が当面兼務する。

 AUOはまた、ニューヨーク証券取引所(NYSE)での米国預託証券(ADR)の上場を廃止し、店頭市場であるOTC市場に移行する予定であることを明らかにした。今月20日に米証券取引委員会(SEC)に申請を行う。投資家はOTC市場で引き続き売買が可能だ。

 AUOは、02年5月にADRを上場させた。同社は、NYSEでの上場は事務処理の負担や維持コストが大きかったと上場廃止理由を説明した。