ニュース 電子 作成日:2019年9月10日_記事番号:T00085683
海外メディアの報道によると、アップルのスマートフォン「iPhone」の主要生産拠点である鴻海精密工業の鄭州工場(河南省)で働く期間工の割合が中国の労働法の基準を大きく上回っており、労働者が劣悪な環境で働かされていると伝えられたことについて、アップルは期間工の割合が高過ぎることは認め、是正に向けて鴻海と協議していると明らかにした。10日付工商時報が報じた。
鴻海も、期間工の割合については法規定にさらに合致するよう調整していると説明した。
米人権団体、チャイナ・レーバー・ウオッチ(CLW、中国労工観察)のレポートによると、同工場の期間工の割合は8月時点で約50%に達し、このうち学生インターンが8月末に復学して以降も、期間工の割合は約30%と中国の労働法が定める上限10%を大きく上回っていた。また、同工場では繁忙期の退職を認めず、学生インターンも違法な残業を強いられていたという。
アップルは、学生インターンの割合は1%未満で、残業の強制はなかったと説明。CLWのレポートの内容の大半は事実と異なると強調した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722