ニュース 電子 作成日:2019年9月10日_記事番号:T00085684
サーバー受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)と傘下の緯穎科技服務(Wiwynn)は米国で新工場建設を計画しているが、サーバーの表面実装技術(SMT)ラインはコスト面の理由で設置を見送る。10日付工商時報が伝えた。
米国への工場設置は、米中貿易戦争のエスカレートを受けた動きだが、ウィストロンの林憲銘董事長は「(中国からの)SMTラインの移転先は台湾や東南アジアが中心となる。米国工場は検討対象に入っていない」と明言した。
米国工場の建設地については、ウィストロンの営業拠点があるテキサス州ダラスの他、中部、東南部も検討されているという。
林董事長は「貿易戦争への対応で生産ラインを移転することで生産コスト上昇圧力が生じることが直面する問題の一つだが、楽観的な角度から見れば、生産ラインの移転加速という試練の中で、産業の若い世代には得難いチャンスになる」とも語った。
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