ニュース 電子 作成日:2019年9月10日_記事番号:T00085685
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の予測によると、サーバーの2019年世界出荷量は前年と同水準を維持する。上半期は米中貿易戦争の影響で出荷が不調に陥り、下半期はインテルの新プロセッサーに対する評価や中国のデータセンター向け需要の回復状況などを注視する必要がある。ただ、北米ではサーバーブランドの出荷が依然成長しており、データセンター向けホワイトボックス(中国語は白牌。ノーブランド、無名ブランド)のサーバー出荷も好調が見込まれる。10日付工商時報が報じた。
トレンドフォースによると、米中貿易戦争が勃発して以降、マイクロソフト(MS)やグーグルが受託メーカーに対し、大型データセンター向けサーバーの生産ラインを台湾へ移転するよう要求。移転に伴う歩留まりの低下で、上半期は出荷量が減少した。従来のレベルへの回復は今年末か来年となるとみられる。
また、超大型サーバーデータセンターの市場シェアについては、企業のクラウド導入に伴う大型データセンターの設置増加、第5世代移動通信(5G)インフラの構築により、今年は33%、来年は40%へと拡大する見通しだ。
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