ニュース 電子 作成日:2019年9月10日_記事番号:T00085687
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した8月連結売上高は746億1,000万台湾元(約2,570億円)で、前月比5%減、前年同月比10%減だった。ノートPC出荷台数は360万台で、前月から10万台減少した。米国の対中制裁関税の適用範囲拡大への懸念から、顧客が第2四半期に調達を前倒ししたことの反動が出た。10日付経済日報などが報じた。
英業達(インベンテック)が同日発表した8月連結売上高は414億400万元で、前月比1.63%減、前年同月比16.98%減だった。ノートPC出荷台数は160万台で、前月比で横ばいだった。顧客のノートPC調達が6月をピークに縮小に転じたため、売上高は前月比で小幅減となった。
コンパルは、期末に当たる9月に顧客の調達が増加するものの、第3四半期通期のノートPC出荷台数は、前期比1桁台の減少になるとみている。
一方、インベンテックは、第3四半期通期のノートPC出荷台数は、前期比横ばいとの予測を示した。証券会社は、第4四半期の需要期と、来年1月に迫るウィンドウズ7(Windows7)のサポート終了を前に、同社は9月からノートPC出荷が増えると予測した。
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