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亜崙光能、来年から太陽電池生産


ニュース その他製造 作成日:2008年7月3日_記事番号:T00008571

亜崙光能、来年から太陽電池生産


 亜崙光能(コラム・ソーラー)は2日までに、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学と共同で変換効率18%の結晶シリコン太陽電池の開発に成功したことを明らかにした。3日付経済日報が伝えた。

 亜崙光能は昨年8月に設立された新興の太陽電池メーカーで、台中工業区の環隆科技(UMEC)本社ビルに生産ラインを設置し、来年4~6月期に生産開始を予定している。当初の生産能力は30メガワット(MW)。2本目の生産ライン設置も計画中だ。

 結晶シリコン太陽電池の変換効率は業界平均が15~16%で、同社製品は台湾メーカーとしては最高レベルとなる。同社は変換効率を年1%高めることを目標に掲げており、3年以内に同効率20%の達成を目指す。同社の李彦斌董事長は以前、台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)の太陽電池事業発展処副処長を務めた。