ニュース 運輸 作成日:2019年9月11日_記事番号:T00085723
蘇貞昌行政院長が10日、台湾高速鉄路(高鉄)を高雄市から屏東県へ延伸すると宣言したことに関連し、交通部は9月末の審査会議で延伸区間のルートを選定する見通しだ。計画作業や環境影響評価には最短でも1年半を要し、工事期間を考慮すると、営業開始は早くても2031年第2四半期となる見通しだ。11日付経済日報が伝えた。
高鉄の屏東延伸を巡っては、浮上した4ルート案のうち、高鉄左営駅から北上し、高雄市中心部を経由せずに台湾糖業(台糖)六塊厝農場(屏東市)付近に設置する高鉄屏東駅までの、17.5キロメートルの路線案が有力視されている。
開業後の所要時間は15分(左営駅での停車時間を除く)を見込むが、建設費用(車両購入費を含む)として619億台湾元(約2,140億円)を投じながら、所要時間が在来線の台湾鉄路(台鉄)に比べ19分しか短縮されない上、六塊厝から屏東市中心部、潮州方面へは台鉄への乗り継ぎが必要になるため、経済効果を疑問視する見方もある。
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