蘇貞昌行政院長は10日、高雄都市交通システム（ＭＲＴ）紅線を小港駅（高雄市小港区）から林園区まで延伸し、さらに屏東県まで延伸する考えを示し、交通部に協力を指示した。11日付自由時報が報じた。
高雄ＭＲＴ紅線は南北の延伸構想が全て実現した場合、北は高雄市湖内区から南は屏東県潮州鎮までの、全長65キロメートルを超える長大路線となる（行政院リリースより）
蘇行政院長は同日、屏東県を視察に訪れ、台湾高速鉄路（高鉄）を左営駅（高雄市）から屏東県まで延伸する計画の推進を宣言していた。
蘇行政院長は、高雄ＭＲＴ紅線を高雄市林園区までにとどまらず、屏東県の新園郷や東港鎮、さらに潮州鎮まで延伸したいと語った。
屏東県政府は、東港鎮までの延伸は大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」の第１期予算に組み入れられており、さらに潮州鎮まで延伸するならば、計画をまとめて交通部に早急に提出すると説明した。
