ニュース 運輸 作成日:2019年9月11日_記事番号:T00085726
林佳龍交通部長は10日、韓国瑜高雄市長が提唱する大規模国際空港「南部国際空港」の新設構想について、「実現可能性が低い」と否定的な見方を示した。その上で、高雄国際空港の滑走路の改善、ターミナルの増設などに384億台湾元(約1,330億円)を投じ、2040年に同空港の利用者を延べ2,000万人まで増やすとの目標を示した。11日付聯合報が報じた。
林交通部長(左3)は10日、高雄空港の5月に完工した滑走路を視察した(10日=中央社)
韓市長は、高雄空港は周辺用地が狭い、深夜の運航禁止といった問題を抱えており、台湾南部には滑走路2本を備え、24時間運航可能な大型国際空港が必要との考えを示していた。これに対しては、蘇貞昌行政院長も否定的な見解を示していた。
交通部民用航空局(民航局)の林宏憲・場站組長は、高雄空港は既に飽和状態で、これまで台南市七股区、高雄市弥陀区、屏東県佳冬郷などでの新空港建設を検討してきたが、高雄空港を拡張することが最良の選択肢との結論に至ったと説明した。
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