ニュース 電子 作成日:2019年9月12日_記事番号:T00085738
米グーグルは11日、台湾2基目のデータセンターを建設すべく、台南科技工業区で用地を購入したと発表した。先日、台湾子会社への660億台湾元(約2,300億円)の増資が認可された米DRAM大手マイクロン・テクノロジーに次ぐ、米大企業による新たな台湾への大型追加投資だ。12日付経済日報が報じた。
経済部の関係者は、グーグルとは秘密保持契約があるため、投資額、建設スケジュール、必要電力量などの情報は明らかにできないと説明した。同社データセンターの幹部が9月末に訪台を予定しているため、その際により詳しい情報が明らかになることが期待される。
グーグルは2013年末にアジア初のデータセンターを彰化浜海工業区(彰浜工業区)で稼働。第3期拡張までに計6億米ドルを投じた。第4期拡張と台南の第2データセンターを合わせて、投資額は数百億元を下回ることはないとみられる。
グーグルが使用するサーバーは広達電脳(クアンタ・コンピューター)と英業達(インベンテック)が主に生産しており、両社に恩恵が見込まれる。
グーグルは今年1月、永鑫能源(ニューグリーンパワー)などが台南市に設置を予定する太陽光発電所から、再生可能エネルギー10メガワット(MW)を購入し、20年より彰浜工業区のデータセンターで使用することを決定している。台南の第2データセンターも、再生可能エネルギーを使用する計画だ。
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