ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

6月のバイク販売、前年比3割増


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年7月3日_記事番号:T00008574

6月のバイク販売、前年比3割増

 
 6月の域内バイク販売台数は8万2,910台で、前年同月比で29.53%もの大幅増加となった。ガソリン価格の高騰で、自動車からバイクに乗り換える人が多く、低価格の入門機種が好調だったようだ。3日付経済日報などが報じた。

T000085741


 三陽工業(SYM)の幹部は、光陽工業(KYMCO)や台湾ヤマハが排気量100ccのスクーターを値上げしていないこと、また三陽が同カテゴリーの「風」を2,000台湾元(約7,000円)値下げして対抗したことなどが販売増の理由と分析。業界関係者によると、上半期の100ccスクーター販売台数は全体の42.1%に上った。

 三陽の販売台数は、前年比58%増の2万8,436台で、光陽を抜きシェア首位に立った。光陽の販売台数は17.9%増の2万7,835台、台湾ヤマハは17.3%増の2万2,015台だった。

 上半期の販売台数は前年同期比16.11%増の40万5,726台だった。今年は大きな買い物を控える習慣のある旧暦7月の「鬼月」が8月1日から始まるため、7月は駆け込み需要が期待できそうだ。バイク各社は残業や週末出勤で対応する予定で、低迷している自動車各社が週休3~4日となりそうなのと対照的だ。今年通年の販売台数は、多ければ1999年以来で最高の85万台到達が見込めそうだ。