ニュース 政治 作成日:2019年9月12日_記事番号:T00085754
屏東県枋寮郷の李孟居郷政顧問(43)が中国に入国後、22日間にわたって連絡が取れなくなり、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は11日の定例会見で、李氏が「国家安全を害する犯罪活動」を行った疑いで取り調べを受けていることを明らかにした。12日付自由時報が伝えた。
蘇貞昌行政院長は11日、安全に保護することが最優先と述べた(11日=中央社)
台湾の大陸委員会(陸委会)は中国側に対し、身柄の拘束場所、違反した法令、身柄拘束の期間などに関する詳細な説明を要求した。
李氏は8月18日に香港に向かい、当初予定では20日に台湾に戻る予定だった。李氏は香港経由で広東省深圳市に入ったもようで、友人宛てに送られた写真には香港でのデモ現場の他、中国人民解放軍の装甲車などの写真が含まれていたという。
李氏の問題を巡っては、台湾の人権活動家で元民進党職員の李明哲氏が2017年3月にマカオから広東省珠海市に入境した際に身柄を拘束され、国家転覆罪で懲役5年が下された例があるだけに、中国側の今後の対応を懸念する見方も出ている。
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