ニュース 電子 作成日:2019年9月16日_記事番号:T00085766
液晶パネルメーカー、堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)は12日、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)前董事長が個人の都合により、保有していたSDPの株式を譲渡したと発表した。
13日付経済日報によると、郭氏の投資会社、SIOインターナショナル・ホールディングスはSDPの株式53.05%を保有する筆頭株主だった。2位株主は鴻海傘下のシャープで、出資比率は26.71%だった。
シャープの戴正呉社長は7月、SDPの株式を買い戻し、同社を子会社化したいと語っていた。このため、郭氏がSDPの株式をシャープに売り戻すとの観測が浮上していたが、SDPは今回、郭氏の株式譲渡先や譲渡日を明らかにしなかった。
またSDPは同日、傘下の超視堺国際科技(堺SIOインターナショナル広州)の第10.5世代パネル工場(中国・広東省広州市)の運営について、郭氏とは無関係と説明した。同工場は第1期分が計画通り完成し、既に稼働できる状況にあり、歩留まり、技術の向上を加速しているという。
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