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瑞軒の大型液晶テレビ生産、中国蘇州へ移転


ニュース 家電 作成日:2008年7月3日_記事番号:T00008577

瑞軒の大型液晶テレビ生産、中国蘇州へ移転


 米ビジオ向けに液晶テレビをOEM(相手先ブランドによる生産)生産している瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)は、新竹県の湖口工場で行っていた42インチ以上の製品の生産を、中国蘇州工場に移転することを決めた。生産コスト低減が目的で、台湾では今後、設計、研究開発(R&D)を主に行う考えだ。3日付経済日報などが報じた。

 蘇州工場ではこれまで42インチ以下を主に生産していた。液晶テレビの生産能力は、現在月産20万台で、稼働したばかりの第2工場を合わせると合計50万台となる。液晶モニターの生産能力は現在10万台だ。

 邱裕平同社スポークスパーソンは、湖口工場の生産能力は同社全体の10%ほどで、影響は大きくないとしている。上半期のビジオ向け出荷台数は150万台で、下半期は年末にハイシーズンとなるが、物価高による消費不振が影響し、出荷台数は上半期より若干増える程度だと予測している。