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ラクスジェン董事長交代、受託生産と両輪体制


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年9月16日_記事番号:T00085773

ラクスジェン董事長交代、受託生産と両輪体制

 自動車大手、裕隆集団は12日、陳国栄氏が自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)董事長を辞任すると発表した。後任は、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の姚振祥総経理で、新設する「自社ブランド・オープンプラットフォーム統合プロジェクト室」の総監を兼任する。裕隆集団は先々週、アディバの受託生産を受注したと明かしており、ブランドと受託生産の両輪体制を推進する。13日付経済日報が報じた。

 陳国栄氏の董事長辞任は、中台でのラクスジェン販売不振の責任を取った形だ。ラクスジェンはきょう16日に新型スポーツ用多目的車(SUV)「ラクスジェンURX」を発表する。

 裕隆集団は、陳国栄氏を総管理処副執行長から解任した。後任の副執行長は置かない。昨年12月の厳凱泰(ケネス・イエン)氏の死去を受け、妻の厳陳莉蓮氏が董事長兼執行長(CEO)、陳国栄副執行長がラクスジェン董事長に就任して以降で最大規模の人事異動だ。今後、厳陳執行長が裕隆集団を率い、意思決定は厳陳氏を含む重要幹部5人で行う。