ニュース 電子 作成日:2019年9月17日_記事番号:T00085791
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は16日、2020年の世界半導体生産額の成長率予測値を5~7%へと従来の2桁成長から下方修正した。大手メモリーメーカーによる設備投資縮小が来年上半期も続くとみている。17日付経済日報が報じた。
証券会社は、来年の半導体景気の回復が従来予想を下回れば、▽台湾積体電路製造(TSMC)▽聯発科技(メディアテック)▽日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)──などに大きな影響が出ると指摘した。
SEMIは、今年の世界半導体生産額は前年比2桁のマイナス成長になると予想した。下半期も▽サプライチェーンの在庫調整▽北米、中国でのデータセンター建設延期▽ハイエンドスマートフォンの販売低迷▽パソコン用プロセッサーの供給不足▽米中貿易戦争▽日韓対立──などの影響で需要が低迷する状況が続くとの見方だ。
SEMIはさらに、半導体用シリコンウエハーの需要は依然弱く、スポット価格に下落圧力がかかっており、価格の安定化は来年上半期以降になると予測した。
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