ニュース 建設 作成日:2019年9月17日_記事番号:T00085798
自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)は新北市新店区で進める開発プロジェクト「裕隆城」のうち、高層住宅部分の事業を全面中断した。景気低迷に加え、工事の難度が当初の見通し以上だったことが理由だ。17日付経済日報が伝えた。
裕隆城事業は、同社が本社の隣接地に保有する土地約1万4,000坪の有効活用を図るために計画されているもので、商業施設と高層住宅から成る。
今回事業が中断された住宅部分は46階建て、総戸数632戸で、既に建築許可を取得済みだ。工事を請け負った建設会社は既に事業中断の通知を受け取っているという。同社がコストを再計算し、建築許可の変更申請を行うため、商業施設部分と分離して開発を行う方針を固めたとの情報もある。
裕隆城事業は2006年に始動したものの、その後の進展が遅れ、18年に死去した厳凱泰(ケネス・イエン)前董事長にとっては「未完の大作」となった。住宅商業複合ビルの外観設計を世界的建築家、ザハ・ハディド氏(1950~2016年)が手掛けたことも話題を集めていた。
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