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台湾離島に配慮、中国が個人旅行を一部解禁


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年9月17日_記事番号:T00085802

台湾離島に配慮、中国が個人旅行を一部解禁

 金門県政府は16日、中国入管当局が、福建省、浙江省、江西省、広東省の20都市の住民を対象に、今月20日より台湾側の金門、馬祖、澎湖への海運航路「小三通」を通じた個人旅行の申請受け付けを再開すると発表した。中国政府が、中国人観光客の大幅減少に悩む台湾の離島に配慮したとみられる。17日付聯合報が報じた。

/date/2019/09/17/11jinmen_2.jpg楊鎮浯金門県長は、個人旅行の再開は、金門の特殊な境遇に中国側の理解が得られたものと語った(16日=中央社)

 中国は8月1日より中国47都市の住民に対し、台湾への個人旅行の許可証発給を停止。この結果、9月最初の10日間、航路で金門に入境した中国人観光客は前年同期比で74%減少していた。申請受け付けの再開によって、現地の観光市場の活性化が期待される。

 個人旅行の申請再開の対象都市は▽福州▽アモイ▽漳州▽泉州▽龍岩▽莆田▽三明▽南平▽寧徳▽温州▽麗水▽衢州▽撫州▽上饒▽鷹潭▽贛州▽梅州▽潮州▽汕頭▽掲陽──の20都市。