ニュース 公益 作成日:2019年9月17日_記事番号:T00085807
独シーメンス傘下の風力発電設備大手、シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)は16日、台中港工業専業区で洋上(オフショア)風力発電機のナセル組立工場の起工式を行った。来年春に着工し、2021年にまずデンマークのエルステッド向け111基の生産を開始する予定だ。投資額は1,000万ユーロ(約11億9,000万円)以上。17日付経済日報が報じた。
風力発電機の台湾生産化を後押しする(台中市政府リリースより)
同工場は、SGREが初めて欧州以外に建設する洋上風力発電機の組立工場となる。同社はドイツとデンマークに洋上風力発電用ナセル組立工場を持つ。
SGREは台湾の洋上風力発電所向けで、▽エルステッドが彰化県沖に建設を予定する「大彰化東南」と「大彰化西南」(設備容量計900メガワット=MW)▽エルステッドが35%を出資し、苗栗県沖で開発を進める「海洋風電(フォルモサ1)」第2期(120MW)▽独wpdが雲林県沖で開発を進める「允能」(708MW)▽wpdが桃園市沖で計画する「麗威」(350MW)──向けなど計2ギガワット(GW)以上の発電機を受注している。
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