ニュース 電子 作成日:2019年9月18日_記事番号:T00085814
半導体メモリー大手、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は先週、モバイルDRAM規格「LPDDR4X」に準拠した新製品を発表し、自社開発の25ナノメートル製造プロセスで量産すると説明した。同社が強みとするNOR型およびNAND型フラッシュメモリーとの連携で、第5世代移動通信(5G)、人工知能(AI)、先進運転支援システム(ADAS)などの分野向け特殊DRAM市場での商機獲得を目指す。18日付工商時報が報じた。
ウィンボンドのLPDDR4X新製品。将来は容量を8Gbに引き上げ、新たな機能も追加する計画だ(同社リリースより)
ウィンボンドの新製品は、半導体ベンダーの業界団体であるJEDECが策定した規格、LPDDR4XおよびLPDDR4に準拠する2シリーズで、容量は2Gb(ギガビット)と4Gbの2種類を提供。データ転送速度は最高4,226MT/sに達する。また、高品質保証(KGD)の製品と、200ボールのボールグリッドアレー(BGA)パッケージ製品の2種類の製品形式がある。
ウィンボンドの8月連結売上高は前月比3.1%増、前年同月比6.3%減の44億6,300万台湾元(約157億円)で過去12カ月の最高を記録。今年1~8月累計では前年同期比9.5%減の316億8,900万元となった。
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