ニュース 電子 作成日:2019年9月18日_記事番号:T00085815
18日付工商時報によると、サムスン電子は来年より、スマートフォン1億台を聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー)や華勤通訊技術、龍旗控股などの中国受託メーカーにODM(相手先ブランドによる設計・生産)発注するとの観測が出ている。これに伴い台湾のIC設計大手、聯発科技(メディアテック)がサムスンの第5世代移動通信(5G)スマホのサプライチェーン入りを果たす可能性があると、証券会社は指摘している。
サムスンはこれまで、スマホ生産にOEM(相手先ブランドによる生産)方式を採用し、搭載するアプリケーションプロセッサー(AP)、DRAM、NAND型フラッシュメモリーについては自社製品を指定してきた。しかし今後はODM方式に移行し、メディアテックやクアルコムのAPが採用されると観測されている。
また、サムスンが既にODM発注先に選定したとされる聞泰科技と龍旗控股は、メディアテックと緊密な協力関係にあるため、同社がAPを供給する可能性が高いと予想されている。
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