ニュース 電子 作成日:2019年9月18日_記事番号:T00085818
華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、第5世代移動通信(5G)のインフラ建設需要を見越し、ネットワーク機器やサーバーなど5G関連設備向けハイエンドチップ用ABF基板の調達を引き続き積極化している。これに伴い今後、台湾のプリント基板(PCB)大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)と南亜電路板(南電)は、ファーウェイ向けの出荷が増加する可能性がある。18日付電子時報が報じた。
IC基板業界では、既存のABF基板生産能力では5G時代の膨大な需要に対応できないとの認識が広がっており、同基板生産ラインの争奪戦が始まっている。
こうした中、ファーウェイもネットワーク機器の世界最大手として、ハイエンドABF基板の安定確保に向けサプライヤーに増産を要請しているとされる。特に高い技術を備えるユニマイクロンと南電とは緊密に連絡を取り合っていると伝えられており、両社は5G基地局需要の急成長が見込まれる今後3年間、ファーウェイ向け受注の売上高全体に占める比率が上昇すると予想される。
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