ニュース 電子 作成日:2008年7月3日_記事番号:T00008583
宏碁(エイサー)のノート型パソコン(ノートPC)、「Aspire(アスパイア)」シリーズの広告の内容に虚偽があるとして、行政院公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は2日、同社に罰金120万台湾元(約420万円)を科すことを決定した。3日付経済日報が報じた。
公平会によると、同製品の広告では、「Acer Aspireだけが全シリーズにドルビーデジタル対応サウンドを搭載」とうたっている。しかし実際には、映画の音声やDVDビデオなどに利用される「ドルビーデジタル対応サウンド」を搭載していない旧機種8種も市場に流通している。このため公平会は、「同広告は、消費者に同シリーズの全製品にドルビーデジタル対応サウンドが搭載されているという誤解を与える恐れがある」と問題視した。
宏碁は2日、2007年6月以前に発売した機種にはドルビーデジタル対応サウンドを搭載していないことを認めた。一方、当時の広告では「全シリーズドルビー対応」とはうたっておらず、07年6月以降発売の機種はすべてドルビーデジタル対応サウンドを搭載しているため広告内容に虚偽はないとして、行政側に処分の取り消しを求めるとしている。
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