ニュース 社会 作成日:2019年9月18日_記事番号:T00085833
玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)の埔墘支店(新北市板橋区)で資産運用業務を担当していた行員が、6~7年にわたり、顧客2人の資金数千万台湾元(1元=約3.5円)を着服していたことが判明し、同行は9日夜に金融監督管理委員会(金管会)に報告した。問題の行員が銀行側に犯行を自主的に申し出たことで事件が発覚したという。18日付蘋果日報が伝えた。
玉山銀は被害を受けた顧客と連絡を取り、損失については全額負担すると説明した。
玉山銀では総統外遊に伴う免税たばこ密輸事件への行員の関与、行員の全民健康保険カードを使った診療報酬詐取などのスキャンダルが相次いで起きている。また、銀行の資産運用担当行員による資金着服事件は年初来10件目となる。
専門家は着服事件多発の原因について、▽顧客が資産運用担当者を過度に信用していること▽顧客が明細書類に目を通さないこと▽内部管理に欠陥がある──の3点を指摘した。
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