ニュース 電子 作成日:2019年9月19日_記事番号:T00085848
世界で第5世代移動通信(5G)基地局の敷設が進む中、証券会社は、台湾の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)メーカー▽杰力科技(エクセライアンスMOS)▽大中積体電路(シノパワー・セミコンダクター)▽富鼎先進電子(APEC)▽尼克森微電子(ニコ・セミコンダクター)──はパソコンや消費者向け製品で商機を得ると指摘した。19日付工商時報が報じた。
世界のMOSFETメーカー大手が5Gやデータセンター向けに、ミドル~ハイエンドMOSFETの生産に注力している中で、低耐圧MOSFETの供給が減少していることが理由だ。
証券会社は、5G基地局は消費電力が多いので、電源管理IC(PMIC、パワーマネジメントIC)の使用量が増え、電源管理用ICに内蔵するMOSFETの使用量は4G時代の4倍以上になると予測した。
5Gの通信速度は4Gの10倍以上で、データ伝送量も大幅に増える見通しで、サーバーの出荷も増えている。サーバーは、デスクトップ型PCやノートPCより消費電力が多いことも、MOSFETの使用量増加につながっている。
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