ニュース 医薬 作成日:2019年9月20日_記事番号:T00085870
総合化学品メーカーのデンカ(本社・東京都中央区、山本学社長)は、提携先の台湾の医療機器メーカー、博錸生技(プレックスバイオ)に7億4,500万台湾元(約26億円)の追加出資を行い、持ち株比率33.4%の最大株主となった。両社は今後、リスクの高い敗血症やエイズウイルス(HIV)、ヒトTリンパ好性ウイルス(HTLV)への感染症の検査の関連製品を共同開発する他、免疫診断分野に参入し、世界市場で商機獲得を目指す。20日付工商時報が報じた。
プレックスバイオの曹汀董事長は、同社はπコードテクノロジー(半導体製造技術を応用し、同時多項目測定を可能とする技術)や高度な設備開発能力を有し、デンカは試薬の研究開発(R&D)、製造、販売面で豊富な経験と実績、リソースを有すると説明。両社が連携すれば台湾に体外診断用医薬品(IVD)のエコシステムの構築や製品ラインアップの拡充が図れ、経営規模と利益の拡大により、世界市場への進出が可能となると語った。
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