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国産実業南港工場の再開発、台北市が認可


ニュース 建設 作成日:2019年9月20日_記事番号:T00085872

国産実業南港工場の再開発、台北市が認可

 コンクリートなどを主力とする国産実業集団(ゴールドサングループ)の南港工場(台北市)の都市再開発計画が19日、台北市政府に認可された。権利変更、建築許可申請などの手続きを経て、早ければ2020年末か21年初めにも着工の見通しだ。業界関係者は潜在的な開発利益を少なくとも100億台湾元(約350億円)と見込んでいる。20日付経済日報が伝えた。

 南港工場は敷地面積が約6,500坪で、生コンクリート工場として現在も稼働している。

 国産実業は英設計事務所のフォスター・アンド・パートナーズに依頼し、スマート建築によるビル2棟(最高26階建て)を建設する再開発計画を提出していた。区画はA、Bに分けられ、A区画は自社保有のオフィスビルとなり、B区画は台北市政府衛生局が使用する。

 国産実業が獲得するオフィススペースは約4万4,000坪で、最近の相場である1坪100万元で計算すると、物件価値は440億元に達するとみられる。